戸田プリムローズ2025予想|狭水面の頂上決戦!大会概要・注目選手・過去傾向まとめ

GⅠ開設69周年記念戸田プリムローズ

戸田プリムローズは、
埼玉県のボートレース戸田で毎年開催されるGⅠ開設記念競走です。

正式名称は「開設記念 GⅠ戸田プリムローズ」で、各競艇場が周年記念として行う伝統の一戦。

戸田の周年記念=プリムローズという名は、すでにファンの間で定着しています。

戸田は全国でも有数の狭い水面(コース幅約80m)を誇り、“インが弱い競艇場”としても知られています。

そのため、プリムローズでは「イン逃げが崩れる番狂わせのGⅠ」として人気が高く、選手の技術・冷静さ・度胸が問われる、まさにスリリングなシリーズです。

GⅠ開設69周年記念戸田プリムローズ
引用:ボートレース戸田公式より


戸田プリムローズは、全国のA1級レーサーを中心に行われるGⅠ競走

例年6日間シリーズで開催され、予選・準優勝戦・優勝戦という流れで構成されています。

  • 開催グレード:GⅠ(開設記念競走)

  • 主催:ボートレース戸田

  • 出場資格:A1級および一部選出されたA2級選手

  • 開催時期:毎年10月〜11月頃

  • 特徴:淡水・狭水面・ナイターなし・差しやまくりが決まりやすい

戸田はスタート勝負とターン技術の両立が必要な難コース。

他場では見られないような“全速戦”や“2マーク勝負”が多く、選手の個性が色濃く出ます。


GⅠ戸田プリムローズの優勝賞金は約1000万円前後

優勝者はその年の記念戦線で大きな評価を得るほか、SGクラシックなどへの出場権にも影響します。

また、戸田は首都圏に位置することもあり、現地観戦者・売上ともに高水準

特に最終日の優勝戦では多くのファンが現地に足を運び、スタート展示の度に大歓声が上がるほどの盛り上がりを見せます。


戸田競艇場の最大の特徴は、「とにかく狭い」こと。

他場と比べてコース幅が約10〜15mほど狭く、1マークまでの助走距離も短いです。

そのためスタートが難しく、インが逃げ切れないことも多い競艇場です。

過去データでは、戸田のイン勝率は全国平均より5〜7ポイント低く、まくり・まくり差し・差しでの決着が多くなっています。

コース勝率(おおよそ)傾向
1コース約55%イン逃げはやや不安定
2コース約18%差しが決まりやすい
3コース約14%まくり・まくり差しが得意
4コース約8%カド一撃が決まる日も
5・6コース約5%以下展開次第で連対あり

つまり、“絶対的イン信頼が成り立たない”のが戸田

予想の際には、選手のスタート力や2コース差しの技術を見ることが重要です。


直近数年の優勝戦データを振り返ると、以下のような傾向があります。

優勝選手コース決まり手
2024/第68回桐生順平1号艇逃げ
2023/第67回桐生順平1号艇逃げ
2022/第66回馬場貴也2号艇抜き
2022/第65回桐生順平1号艇抜き
2021/第64回中止

圧倒的に地元埼玉の「桐生順平」が強く、本大会でも注目の一人です。


戸田で活躍しやすいのは、スタート力と旋回力を兼ね備えた選手たち。

以下のレーサーは例年好相性を見せています。

  • 桐生順平(埼玉):地元スター。戸田水面の攻略法を知り尽くす。

  • 毒島誠(群馬):スピードターンと伸び足で狭水面をねじ伏せる。

  • 馬場貴也(滋賀):まくり差し巧者。展開を読む力が抜群。

  • 峰竜太(佐賀):スタートから勝負を仕掛ける攻めの姿勢。

  • 平本真之(愛知):調整力に優れ、乗りづらい水面でも対応力が高い。

また、戸田はモーター差が如実に出る競艇場。

中盤以降に伸びがつく機が多く、展示タイム・伸び足コメントを必ずチェックしましょう。


今年の戸田プリムローズでも注目は、やはり「スタート攻勢」。

インコースがプレッシャーを感じやすく、2〜4コースの攻めがハマる展開が多くなりそうです。

予想のカギは以下の3点:

  1. スタート展示のリズムを見る(インが遅れ気味なら波乱)

  2. モーター出足よりも伸び型を重視

  3. 地元勢(桐生・石渡・中田ら)の仕上がり確認

また、雨や無風時はインがやや有利に戻る傾向があるため、当日の気象条件も舟券に大きく影響します。


GⅠ戸田プリムローズは、全国でも屈指の波乱を生む難水面で行われる記念競走です。

イン逃げ一辺倒では勝てず、まくり・差し・展開予想が勝負の分かれ目となります。

「予想が難しい=高配当が狙える」このスリルこそが、戸田プリムローズ最大の魅力。

地元・桐生順平を中心に、強豪レーサーたちが技術と度胸を競い合う熱戦に、全国のファンが注目しています。


当日朝に更新予定です。


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