
ボートレース住之江は大阪市住之江区に位置する都市型競艇場で、1956年開場。
ナイター名称は「住之江シティナイター」。
アクセスは大阪メトロ「住之江公園」駅から徒歩すぐという抜群の都市立地で、仕事帰りのサラリーマンにも人気です。
毎年12月には舟券ファンの頂上決戦 SGグランプリ を開催することが多く、2025年も第40回大会の開催が決定しています。
目次
【住之江競艇場】基本情報
レース場名 | ボートレース住之江(住之江競艇場) |
URL | https://www.boatrace-suminoe.jp/ |
所在地 | 〒559-0023 大阪府大阪市住之江区泉1-1-71 |
電話番号 | 06-6685-5112 |
交通・アクセス | ・地下鉄四ツ橋線・住之江公園駅下車。北口出口から徒歩3分 ・阪神高速15号堺線「玉出出口」から約5分 立体駐車場 1,400台 |
特徴 | コンクリート護岸に囲まれたプール型水面。一部のレースを除き通年ナイター |
主催(施行者) | 阪府都市競艇企業団 大阪府箕面市 |
施設所有者 | 住之江興業株式会社 |
マスコット | ![]() ジャンピー |
https://www.facebook.com/boatrace.suminoe.jp | |
Youtube | https://www.youtube.com/channel/UCW3AReETO-oDmEoE-m3i7dQ/featured |
X | https://x.com/b6_suminoe |
https://www.instagram.com/boatrace_suminoe/ | |
LINE | https://page.line.me/cju0938r?openQrModal=true |

施設情報
屋内冷暖房スタンド、指定席コンセント完備、名物グルメ「住之江チャンポン」。
レース後は難波・天王寺への電車移動も至便。
【住之江競艇場】水質・水面の特徴
住之江は完全なプール型淡水。給水の大半は雨水と工業用水で、塩分はほぼゼロだ boatrace-suminoe.jp。
浮力が小さく“水が硬い”:艇が沈みやすく、直線でもゴツンゴツンという衝撃が来きます。
護岸反射波が強烈:1周目スタートで生まれた波が護岸に当たり、ちょうど1周2マークでブーメランのように戻って来きます。
ここで失速する艇が多く、「2マーク逆転」が頻発。
この“硬水面+返し波”という個性が、他場とは違う機力・ターン技術の差を浮き彫りになります。
【住之江競艇場】コース形状と進入傾向
長方形レイアウトで走路幅は平均的。
ピットが本場スタンド裏にあるため前づけは少なく、枠なり進入が基本。
住之江特有の「硬水面」で艇が暴れやすいので、乗り心地を重視した伸びより回り足型の調整が鉄則。
【住之江競艇場】最新データで見るコース別勝率
2024年6月〜2025年5月のコース別1着率は下表の通り(艇国DB集計)。
コース | 1着率 | 2連対率 | 平均ST |
---|---|---|---|
1 | 60.5% | 75.9% | 0.15 |
2 | 12.7% | 37.3% | 0.15 |
3 | 11.3% | 35.2% | 0.15 |
4 | 8.8% | 27.7% | 0.14 |
5 | 5.1% | 16.9% | 0.15 |
6 | 1.5% | 7.2% | 0.16 |
ポイント
イン逃げ60%超で全国平均(55%台)より強い。
返し波の影響で 2コースの差しが機能しやすい。3コースはまくり差し主体。
6コースは1着率1%台と厳しく、ヒモ穴の扱いが基本。
【住之江競艇場】予想のキモは「2マーク波&乗り心地」
チェック項目 | 理由 | 実践ヒント |
---|---|---|
展示2マーク旋回 | 乗り心地の良し悪しが波の乗り越え方で一目瞭然 | “外を回っても艇が跳ねない”選手は本番で逆転可能 |
モーター出足型 | 硬水面では伸び型より出足・回り足優勢 | 展示タイムより周回・直前気配コメントを重視 |
地元大阪支部 | 毎週走って波を熟知 | 守田俊介・松井繁・桐生順平(大阪支部所属期間出走時)など |
【住之江競艇場】風と気象の影響
都市部に囲まれ、防風壁もあるため風の影響は小さい。
ただし冬の北風が入るとホーム向かい風となり、スタートが届きづらく2・3コースの差しが増える。夏の無風~追い風ならイン逃げ信頼度がさらに高まります。
【住之江競艇場】主要レース紹介
グレード | 名称 | 開催時期 | 特徴 |
---|---|---|---|
SG | 第40回グランプリ(賞金王決定戦) | 2025年12月下旬予定 | 住之江といえばグランプリ。賞金1億円を懸けた年末決戦 |
GI | 太閤賞(周年) | 4月 | 大阪支部の意地と若手の台頭が交錯 |
GIII | オール大阪 | 2月 | 地元A1が総結集、機力差が出やすい冬開催 |
レディース | モーターボートレディスCUP | 6月 | 女子選手でも1コース56%超、返し波攻略が鍵 |
【住之江競艇場】攻略フォーメーション例
基本形(風弱い日)
1–2–全/1–3–全:イン逃げ+内枠差し決着が王道。
波乱形(冬の向かい風 or 雨後の荒水面)
2–1–3,4,5:差し→イン残しで中穴。
3–2–1,4,5:3コースまくり差しが決まると高配当。
大穴形(展示で4カド気配+周回タイム抜群)
4–1–2,3/4–2–1,3:スタート0.12以下の快速まくりに波が味方。
【住之江競艇場】モーター&選手最新トピック
2025年前期モーター検査は7月。交換直後の8〜9月は素性が割れるため穴党チャンス。
波乗り巧者ランキング(直近半年の住之江2マーク平均旋回率上位):守田俊介、丸野一樹、田中信一郎。
女子選手では水面巧者の遠藤エミが住之江で1・2コース高勝率を維持。
【住之江競艇場】まとめ|住之江で勝つ5か条
硬水面=出足&乗り心地重視でモーターを選別。
2マーク逆転を常に意識、展示周回を必ず確認。
イン信頼60%超でも6コースは1%台、思い切った切り捨てが回収率を上げる。
季節・風変化は小さいが、冬の向かい風だけは要警戒。
地元大阪支部+SG常連の“波乗り巧者” を押さえておく。
これらを押さえれば、住之江シティナイターでも日中開催でも“安定的に取りつつ波乱で伸ばす”二刀流スタイルが完成します。
年末グランプリへ向けて、本記事で住之江攻略の第一歩を踏み出しましょう!