ボートレース桐生は群馬県みどり市に位置する競艇場で、日本で初めてナイターレース（夜間開催）を実施した発祥地としても知られています。
標高が高く、冬は雪が降ることもあるなど、他の競艇場とは違った自然条件の中で開催されているのが大きな特徴です。
開設は1956年と歴史もあり、北関東や東日本のファンを中心に親しまれています。
関東唯一のナイターレース場という点もあり、サラリーマンや学生など仕事帰りでも楽しめる「夜のボートレース」として定着しています。
目次
【桐生競艇場】基本情報
| レース場名 | 桐生ボートレース場（桐生競艇場） |
| 公式サイト | http://www.kiryu-kyotei.com/ |
| 所在地 | 〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美2887 |
| 電話番号 | 0277-76-2411 |
| 交通・アクセス | JR岩宿駅より無料巡回バス運行 東武新桐生駅より往路無料タクシー運行 |
| 特徴 | 通年ナイター |
| 主催（施行者） | 群馬県みどり市 |
| 施設所有者 | 関東開発株式会社 |
| マスコット |  ドラキリュウ |
| https://www.facebook.com/boatrace.kiryu.jp | |
| Youtube | https://www.youtube.com/@boatracejpkiryu |
| X | https://x.com/dorakiryu01 |
| https://www.instagram.com/boatracekiryu/ | |
| LINE | https://page.line.me/fps2721t |
| TikTok | https://www.tiktok.com/@boatracekiryu |
施設内にはフードコートや観戦スタンドも充実しており、寒さ対策のための屋内席やヒーター付きエリアもあります。
ナイター観戦でも快適に過ごせるよう配慮された設備が整っています。
【桐生競艇場】特徴
1. 水質と水面の特徴
桐生の水面は淡水で、近くの渡良瀬川から水を引いています。海水に比べて水の抵抗が強いため、モーターのパワー差が出やすい傾向があります。
つまり、良機を手にした選手がレースを有利に運びやすく、機力評価は非常に重要です。
また、標高が約130mと高めに位置しているため、気圧が低く、モーターの出力もやや落ちやすい特徴があります。
整備や気温・湿度の変化も影響しやすく、エンジン整備力のある選手が活躍しやすい傾向にあります。
2. インコースの強さ
全体的にイン逃げ（1コース勝率）は高めですが、ナイター特有の風の影響を受けやすく、季節や天候によってはアウトコースのまくりが決まりやすいケースもあります。
特に冬場の風（向かい風）はインが不利になる要因で、2・3コースの差しや、4コースのまくりがよく決まることもあります。
| コース | 勝率傾向（例） |
|---|---|
| 1コース | 約55%〜60%前後 |
| 2コース | 差しが有効（勝率15%前後） |
| 3〜4コース | まくり・まくり差しに注目 |
| 5〜6コース | 一発狙いが可能だが低勝率 |
【桐生競艇場】ナイターレースの攻略ポイント
● ナイターならではの気象条件を考慮
ナイター開催は昼間よりも風が穏やかになる傾向があり、水面が比較的静かで「イン有利」に戻ることが多いです。
ただし、冬の夜は気温低下で出足が悪くなるため、スタート遅れには注意が必要です。
● 機力評価が最重要
水質が淡水ということもあり、モーター性能がそのまま着順に影響します。
直前の展示タイム・一周タイム・展示航走の気配はしっかりチェックしましょう。
● 進入固定レースや企画レースにも注目
桐生では予想がしやすい進入固定レースや、イン有利に組まれた企画番組（例：第6R「イン逃げ勝負レース」）が多く組まれるため、堅実な舟券戦略が取りやすいです。
【桐生競艇場】開催される主要レース
◎ G1 赤城雷神杯（周年記念）
桐生のG1競走で、例年8月〜9月ごろに開催されます。
地元・関東の強豪選手が多数集結し、スタート力やまくりの応酬も見どころ。
ナイター開催のG1としては比較的早い時間帯に行われるのも特徴です。
◎ SG モーターボート記念（不定期開催）
桐生でSGが開催される年は注目度も格段に上がります。
水質や気象条件が特殊なため、地元選手や経験のあるベテランが優勢になることも。
◎ ビッグドリーム戦やファン感謝イベント
企画レースやファン向けのイベントも多く、初心者でも楽しみやすい雰囲気づくりがされているのも桐生の魅力。
YouTubeやネット配信でも力を入れており、若年層のファンも増加傾向です。
【桐生競艇場】初心者にもおすすめの観戦・舟券購入方法
● 初心者は「イン逃げ」を軸に
初めて舟券を買う方は、1コースからのイン逃げを軸に組み立てると比較的的中率が安定します。
特に企画レースでは鉄板になることも多いので、信頼度は高いです。
● 予想紙やAI予想も併用
現地で配布される予想紙や、オフィシャルサイト・アプリのAI予想ツールも非常に役立ちます。
予想が苦手な方も、データを参考にして組み立ててみると楽しさが広がります。
● 桐生公式YouTube「ドラキリュウ」も人気
桐生ボートのマスコットキャラ「ドラキリュウ」が案内するYouTubeライブ配信では、芸人や競艇タレントによる解説付き予想も視聴可能。
初心者向けの解説も多く、現地に行かなくても楽しめます。
【桐生競艇場】まとめ｜「機力重視＋夜のイン逃げ」で攻略！
桐生ボートレース場は、ナイター発祥地という特徴を活かしながら、淡水の機力勝負とイン有利な番組構成が多く見られます。
予想のポイントは「モーター性能」「気象条件」「イン逃げ軸」をいかに上手く見極めるかに尽きます。
初心者でも楽しみやすく、レースの魅力や戦術をじっくり学ぶには最適な競艇場です。
ライブ配信やAI予想、現地観戦などを組み合わせて、ぜひ桐生ボートでの舟券ライフを楽しんでみてください！
