目次
はじめに
競艇とは、
水面上を「モーターボート」という乗り物で競走する競技です。
競馬、競輪、オートレースと並び、国が認める公営競技のひとつで、所轄官庁は国土交通省海事局です。
ボートレースとは、
競艇とは別の呼称なだけで、意味は競艇と同じとなります。
競艇、ボートレース、どちらが正式な呼称なのかは2010年度(平成22年)よりBOAT RACEという名称にブランド統一した為、「ボートレース」が正しい呼称となります。
昔から競艇をやってる人ではない限り、テレビCMの影響もあり今ではすっかり「ボートレース」の方が馴染んでるのではないでしょうか?
競艇の歴史
日本で競艇がスタートしたのは、1951年(昭和26年)からで、その翌年1952年(昭和27年)に、大村競艇場でレースが開催されました。
約50年に渡り日本独自の競技でしたが、2002年(平成14年)に韓国の美沙里でも競艇が行われるようになりました。
競走について
競艇は他の公営競技より出走数が少なく、1レースあたり6人(6艇)が出走します。
レースの距離は主に1800mが多く、時間にしておよそ2分程で勝負がつきます。
開催について
競艇の開催は各自治体などが運営しています。
実際にレースが行われる競艇場は全国で24会場あります。
各レース場で直に観戦するほか、Webでライブ観戦もできます。
競艇をするには
競艇をするには大きく2つあります。
1つ目は、競艇選手となってレースに出場すること。
2つ目は、レースに投票をすること。
「投票」とは舟券購入を指し、どの艇が何着に入るかを選びます。
舟券購入ができるのは法律により、20歳以上からと決められています。
また、競艇選手は舟券を購入することが禁じられています。
舟券購入はインターネット環境があればスマホからでも買う事ができます。
モーターボートについて
モーターボートとは、
競艇選手(ボートレーサー)が乗る小型船の事を指します。
ボートにエンジンとプロペラを搭載し推進します。
モーターボートの製造は群馬にあるヤマト発動機株式会社が行っており、年間約1,400艇製造しています。
舟券について
舟券は「単勝/複勝/2連単/2連複/3連単/3連複/拡連複」の7種類あります。
それぞれの意味は以下を参照ください。
種類 | 内容 | 的中率 |
---|---|---|
単勝 | 1着の艇を当てる。 | 1/6 |
複勝 | 1着か2着に入る艇を当てる。つまり、選んだ艇が1着でも2着でも当たり。 | 1/3 |
2連単 | 1着、2着の組み合わせを、着順通りに当てる。 | 1/30 |
2連複 | 1着、2着の艇を順位にかかわらず当てる。 | 1/15 |
3連単 | 1着、2着、3着の組み合わせを、着順通りに当てる。 | 1/120 |
3連複 | 1着、2着、3着の艇を順位にかかわらず当てる。 | 1/20 |
拡連複 | 1着から3着までの2艇を順位にかかわらず当てる。 | 3/15 |
舟券の買い方(マークシート)
マークシートは2種類あり、買い方に合わせた記入が可能です。
① | 開催場 | どの場のレースを買うかを記入する。また翌日のレースを買う場合は前日発売に記入する。 |
② | レース | 買いたいレース番号を記入する。 |
③ | 式別 | 購入したい舟券の種類を記入する。 |
④ | 1着/2着/3着 | 3連勝式なら3着まで、2連勝式なら2着まで記入する。 |
⑤ | 金額 | 金額を記入する。10と2を塗りつぶせば12となる。 |
⑥ | 単位 | 百円・千円・万円の3種類の単位がある。 |
⑦ | 取消 | 間違って記入した際にマークすると、その行に書いた内容が、購入に反映されなくなる。 |
舟券の買い方(ながし)
「ながし」とは、
1艇もしくは2艇を軸にし、手広く買う方法です。
1着を1号艇、2着を2号艇、3着は3・4・5・6号艇のどれかという場合は↓のように塗りつぶします。
舟券の買い方(ボックス)
「ボックス」とは、
選んだ複数の艇の全ての組み合わせを買う方法です。
3連単購入時、3艇を記入すると6点買いとなります。
舟券の買い方(インターネット)
投票カード直接記入せず、インターネットから舟券を買うこともできます。
利用にはテレボートに加入する必要があり、以下の指定口座のうちいずれか1つを指定しなくてはなりません。
指定口座をお持ちでない場合、口座開設すれば良いですが口座開設に若干日数を要しますのでご注意ください。
まとめ
簡単ではありますが、以上が競艇・ボートレースについてです。
レースのルールや、競艇選手の事などは別の記事で書いていこうと思います!