【ボートレース江戸川 徹底攻略】汽水の難水面で万舟狙い!水質・コース構造・風速別予想法|2025年最新版

ボートレース江戸川

ボートレース江戸川は、東京都江戸川区の中川沿いに位置し、河川のまま築かれた全国唯一のコースです。

1955年開設、河口近くにあり、潮・風の複雑な影響を強く受けるため「日本一の難水面」と称されることも。

首都圏からのアクセスも良く、平日でも盛況。

スタンド以外に風や日差しを遮る壁がなく、波乱に満ちたレースが観戦できることでも知られています 。


レース場名ボートレース江戸川(江戸川競艇場)
URLhttp://www.boatrace-edogawa.com/
所在地〒132-0033 東京都江戸川区東小松川3-1-1
電話番号03-3250-3500
交通・アクセス☆下記より無料バス運行
・JR総武線平井駅
・都営新宿線船堀駅
特徴全国で唯一河川を使用。上げ潮、下げ潮と流れがあり風向きで荒れる
主催(施行者)東京都六市競艇事業組合
東京都三市収益事業組合
施設所有者関東興業株式会社
マスコットボートレース江戸川 - ラリーズ(うさぎのラリー、亀のバディ)
ラリーズ(うさぎのラリー、亀のバディ)
Youtubehttps://www.youtube.com/@uichi-edogawanice
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TikTokhttps://www.tiktok.com/@boatraceedogawa_official
江戸川ボートレース場

施設情報

  • 施設:屋根付きスタンド多数、指定席、フードコート完備。

  • 中止日数が多い:潮・風による中止や安定板装着レースが年間20日前後

ライブ配信やデータ提供も充実しており、現地観戦・ネット観戦ともに満足度高めです。


江戸川の水質は汽水で、淡水と海水が混ざった状態。干満の影響も受けやすく、潮位の上げ・下げで水面コンディションが大きく変化します

  • 満潮に近づくと上げ潮(追い潮) → スタートしやすくイン有利な傾向

  • 干潮に近づくと下げ潮(向かい潮) → アウトコースに風潮が強くなる

江戸川では、潮位の変動によって開催途中で大きく展開が変わることもあるため、カンペキな攻略には潮の流れ把握が不可欠です。


江戸川は、第1ターンマーク付近が狭く、ピットや待機行動の制約も厳しい構造になっています

  • 3対3の枠なり進入が原則で、外枠がインに割り込む余地はほぼなし

  • ターン幅が狭いため、1コースのイン逃げが流れやすく、その分2~6コースのコース取りや技術力が試されます

この特性が、展開の混乱を招いて逆転劇に繋がりやすい大きな要因になっています。


江戸川は風を遮るものが少なく、風速5m以上の日も全国トップクラス。10mを超える強風時はレース中止のケースもあります

向かい風時(スタンド側からの風)

  • イン艇がターンで流されやすく、3~6コースによるまくり・差しの展開増加

  • 風速7m以上で1コース1着率は40%を切る。

追い風(追い潮)時

  • スタートしやすくイン有利になるものの、強風時はターン出口に乱れが出て、2・3コース差しや捲り差しが決まりやすい

💡 風速・風向きだけでなく潮流との組み合わせが最大35パターンあり、江戸川公式でも図解された専門PDFが用意されています


最新版(2024年4月~2025年3月)データでは、以下の通りです

コース出走数1着率主な決まり手
1202649.9%逃げ、抜き
2201617.3%差し、捲り差し
3202113.7%まくり、差し、抜き
4201511.3%まくり差しなど
520165.9%まくり
619702.3%思い切った展開
  • 1コース信頼度は全国平均より顕著に低い(全国55~60%と比較)

  • 2~3号艇、5~6号艇の1着率が高く、3~6号艇による「抜き」も全国トップクラス

  • 特に、6号艇の3連対率が全国1位というデータもあるほど外枠の活躍が目立ちます


以下は実践的な条件別攻略法です。

A. 潮+風別予想法

  1. 追い風+上げ潮 → イン艇が有利も、強風なら2・3コース差し・捲り差しも注意

  2. 追い風+下げ潮 → 波立ちやすく、技術力や気力重視、“波巧者”の勝負が効く

  3. 向かい風+上げ潮 → 潮と風がぶつかる状態。 実績豊富な当地巧者・波乗り巧者が主役

  4. 向かい風+下げ潮 → 外コースによる捲り展開がしやすく、スタート展示とモーター性能の精査がカギ 

B. 風速別イン率の変化

  • 風速7m以上の強風 → イン1着率40%以下、3~6号艇の波乱含み

  • 風速低め(1~3m) → 安定した展開になるが、潮流の方向で内外両方にチャンスあり

C. 展開:「抜き・まくり差し」の頻出

江戸川では第2ターンマーク以降で入れ替わる抜き展開が頻発淡水場では少ない珍しい展開が主流

舟券構築は「展開重視」で、特にモーター実力と外枠の選手に目星をつけるのが◎。


チルト角度の工夫

江戸川ではSTタッチやターン性能重視のため、チルトは主に-0.5°が基本

ただし、捲り狙いの選手は0.0°~+0.5°に変えるケースがあり、その選手は穴展開を狙っている可能性あり 。

モーター性能と展示タイム

モーター交換は毎年4月。整備状態や展示航走タイムでどう整っているかチェックすることが8~9月の本番戦略で生きる

地元巧者&波乗り選手の重要性

波の扱いが難しい江戸川では、当地勝率実績のある選手(濱野谷など)や波巧者の存在が常に意識されます


江戸川では以下のような注目大会が開催されます:

  • 一般戦:Sammy杯、にっぽん未来プロジェクト杯、スポニチ杯など変則レースも多数開催される

  • 最近では男女W優勝戦の企画もあり、一般戦にも注目選手が多数登場

SGやG1は少ないものの、江戸川巧者同士の戦い、局地的高配当が狙えるという点で人気が高いです。


江戸川攻略のポイントは以下の5つに集約されます。

  • 1コース過信禁止 → 外枠の入着チャンスを常に視野に

  • 潮+風のコンディション把握 → 35パターンを簡易理解で対応

  • 波・水面に強い艇巧者を選別 → 波乗り実績重視

  • 展示・チルト・モーター整備状況チェック → 展開・技術の裏付け

  • 大胆な穴狙いが報われる土俵 → 高配当狙いに最適